資格を活かせないのは自分のせい?
資格はとった方が良い。
役に立つに決まっている。
資格を活かせないのは自分のせいであり、
努力不足の面があり、資格自体は有効なものである。
このような意見も出ています。
この意見に関しては賛成しかねる部分があります。
活かせる人も活かせない人もいるけど
それは個人の責任で資格自体に罪があるわけではない、
だからまず取るべき、というのは極端で、
成功者だからいえることであるように思えます。
誰でも起業してみればいい。
成功する失敗するは個人の問題、といっているに
等しいと思えてしまいます。
全体論として全く役に立たないということは
ないにせよ、その資格を取得する自分自身が
役に立たなかったらどうしようもありません。
そしてそれは努力によってどうにかなるということは
一概にいえません。
弁護士資格を持って失敗した人は本人が悪い、
本当にそんなことがいえるでしょうか?
弁護士ほどの資格でないにせよ、一生懸命頑張って
TOEICで高得点を取ったけど、就職・転職できなかった。
これは本人が悪いといえるのでしょうか。
実際はそうではなく、企業側が評価していない、
受け入れする体制がないということであり、
単純にその人の営業力がなかったり、コミュニケーション力が
足りなかったという話ではカバーできない話だと思います。
極論には惑わされないようにしていきましょう。