新卒就職に資格は役立つのか?
大学を卒業して企業に新卒で就職する際、
激しい就職活動の戦いが待っているということは
みなさんご存知のことだと思います。
少しでも有利にするために何か資格を、
と資格取得に必死に走るという人も少なくありません。
また、資格情報誌でもさまざまな資格特集を
組んでこの資格がおすすめ等をアピールしているようにも
思えます。
これを素直に信じて資格取得に走りすぎると
いうのはおすすめできません。
企業はそこまで資格取得を見ていない
企業は想像しているよりも資格取得を
よく見てくれません。
こんなに頑張ったのに、とアピールしても
あくまでアピールの一つでしかなく、ないよりマシ、
というケースが大半なのです。
何故そこまで見てくれないのか、というと
・会社に入ってから必要な資格は取らせるため
会社に入る前に資格取得していてもたいした
アドバンテージにならない。
(社会人になってから勉強しても十分間に合う)
・学生にとっては凄いと思っているだけで、
社会人にとっては凄いことではない。
(○○検定2級等の場合、学校のお勉強であり
実務に遠いケースも多い)
・資格取得に熱を入れるということは他の部分が
おろそかになっていないか?と疑いを持たれる。
(会社は資格取得者が欲しいのではなく、
一緒に働ける人を探している)
というようなことが考えられます。
社会人になってからでもできるような資格を
勉強するのであれば学生にしかできないような
貴重な経験をする方が良い。
これは間違いないことです。
資格はあくまでも+αの努力ということ。
基本のベースは自分自身でつくっていき、
資格に頼り過ぎないように気をつける必要があります。