転職に資格は役に立つのか？

転職の場合、資格を取得することは
役に立つのでしょうか？

これも当然、時と場合による話であると
思います。

難関資格であれば
弁護士や公認会計士資格者を求めて
募集しているような会社はあります。
ただ、この場合、新規取得者ではなく
経験者の方を求めているケースとも
考えられます。

通常の資格の範囲で考えれば
宅建資格を持っていた方が不動産業界への
転職には有利でしょうし、
理系関連で技術資格があれば有効に
ということはあるでしょう。

ただ、それ以外の一般資格の場合は
転職の場合、注意が必要だと思います。

転職ということは新卒の場合と異なり、
これから伸びていくというポテンシャルを
求めていくようなものとは異なり、
即戦力を求めているケースが大半です。
（単純に労働力が不足していて、
　とにかく働ければいいという場合もあります）

そうすると、いくら資格があっても実務経験が
ないというのは大きなマイナスポイントに
なってしまいかねないことになります。

もし、実務経験を積む機会が得られるのであれば
資格取得の勉強をするよりもはるかにそちらの方が
良いのは言うまでもありません。

ただ、実務経験を積むことができない場合、
資格を取得することでやる気を見せるということは
いいかもしれません。

経理経験がないけれど、簿記の資格を取得した、ということは
絶対的ではないですが、過去経歴等も含めて考慮して
もらえる可能性もありそうです。

以上のように転職に関しては、資格がイコールすぐ仕事と
いう話ではありませんので、より見極めは慎重に
行うようにしてください。